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「自らの手で製造・販売し豊かな社会を」

昭和41年(1966年)、創業者の太田寛一は生乳の取引価格の不安定さから、苦しい経営を強いられ疲弊しきっていた北海道の酪農家の暮らしを安定させるため、酪農先進国である欧州へ調査に向かいました。そこには、農家自身が地域の乳業メーカーに出資、生産から流通まで一体となって取り組み、それを地域が買い支えて豊かな社会をつくりあげている農村の姿がありました。感銘を受けた太田寛一は地元・十勝に「酪農ユートピア」を作るべく奔走。十勝の8農協が中心となり、念願である農民資本の乳業会社 『北海道協同乳業株式会社(現 よつ葉乳業株式会社)』を設立しました。よりよい牛乳を正しく安定的に届けるために決意した酪農家たちの思いが礎なのです。