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消費者の“願い”

「おいしくて安全な牛乳を子供たちに」

「おいしくて安全な牛乳を子供たちに」

消費者の“願い

共同購入運動の基本的な考え方

共同購入運動の基本的な考え方

昭和46年、東京のある消費者グループがデパートの試売で手に入れた「よつ葉3.4牛乳」を分析したところ、「脂肪率が3.5%以上あり、重金属や農薬の汚染がまったくない安全な牛乳」という結果が出ました。

当時は、水俣病問題がマスコミを通じて大々的に報道され、食品公害がクローズアップされていました。レイチェル・カーソン女史の『沈黙の春』や、有吉佐和子氏の『複合汚染』が母親たちに警鐘を鳴らしていました。

「子供たちに安全なたべものを」と、親たちは仲間に声をかけあい立ち上がりました。さまざまな食品の中でも、とくに牛乳や卵は育ち盛りの子供にとってだいじな食べ物です。

昭和47年、消費者グループの中から「よつ葉牛乳を共同購入できないか」という声がしだいに高まり、同年秋、ついに「よつ葉3.4牛乳」の産直共同購入が始まりました。「どこで、だれが、どんなふうにつくったかがわかる食べ物を、自分たちで確かめて購入する」。これが共同購入運動の基本的な考え方です。

消費者と生産者の交流”

消費者と生産者の交流

「よつ葉3.4牛乳」の共同購入運動が始まって20年以上になります。その間、さまざまなかたちで消費者と生産者の交流が行われてきました。消費者が生産地を訪れ、酪農家に宿泊して酪農や牛乳について学んだり、生産者が関東や中部、関西の共同購入グループを訪ねたりしながら、交流を重ねてきました。

牛乳を媒介にした、生産者と消費者の交流と対話を通じて、さらに新しい牛乳が生まれていきました。