経済活動

サステナブル調達
よつ葉乳業の製品の容器・包装材料の多くは紙やプラスチックを原料としています。限りある資源を守り、また使用後の廃棄による環境への影響を少しでも小さくするため、私たちは環境配慮資材の使用などのサステナブル調達に取り組んでいます。
牛乳や乳飲料に用いている紙パックには現在、すべて森林認証※紙を使用しています。また、バターのカルトン(紙箱)など、その他製品の紙製包装材料にも、森林認証紙の導入を進めています。
プラスチック製容器についても、バイオマスプラスチックを配合した容器への変更を進めており、400g入りヨーグルトやチーズペースト等の容器に採用しています。
※森林認証:適正に管理された認証森林から生産される木材等を生産・流通・加工工程でラベルを付すなどして分別し、表示管理することにより、消費者の選択的な購入を通じて持続的な森林経営を支援する仕組み(林野庁HPより)
資材例 | 使用製品例 | |
森林認証紙使用製品 | 紙パック、段ボール、ボトル、外箱 | 牛乳、乳飲料、バター、のむヨーグルト、生クリーム、カマンベールチーズ、チーズフォンデュ、アイスクリーム |
バイオマスプラ使用製品 | 製品カップ、牛乳類キャップ、ラミネート、ストロー | ヨーグルト、チーズペースト、クリームチーズ、牛乳、乳飲料 |


ハラール認証の取り組み
道内4工場およびグループ会社のくみあい乳業で、一部の製造工程で「ハラール認証」を取得しています。ハラールとはイスラム教で「許されたもの」を指し、ハラール認証を受けた食品についてはイスラム教徒が安心して食べることができます。
よつ葉乳業では牛乳・乳飲料やチーズなど一般消費者向けの製品はもちろん、脱脂粉乳等の業務用乳製品についてもハラール認証を取得し、イスラム圏の国々へ輸出しています。これにより、北海道のおいしく高品質な乳製品を多くのイスラム教徒の方々にもお召し上がりいただいています。



製造工程の自動化
よつ葉乳業では牛乳、バター、脱脂粉乳、チーズなど様々な乳製品を製造しています。その製造工程では従来、人の手で重い原材料の袋を運んだり、製品の段ボールを積みつけたりするような、従業員に負担のかかる作業が少なからず存在していました。そのため、男性従業員しかいない製造工程も数多くあったのが実態でした。
この状況を改善するため、製造工程の自動化に積極的に取り組んできました。現在では原料受け入れから製造、出荷までのほぼ全てを機械が自動で行う工程もあります。従業員は機械のオペレーターとしての仕事が主となったことで体力面のハンデが解消され、性別や年齢に関わらず、誰もが安心して働ける職場となってきています。


