経済活動
一般事業主行動計画
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画
よつ葉乳業では、次世代育成支援対策推進法に基づき「一般事業主行動計画」を公表いたします。
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画とは
企業が社員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない社員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組むに当たって、計画期間、目標、その目標達成のための対策と実施時期を定めるものです。
よつ葉乳業株式会社 行動計画
当社では次世代育成支援対策推進法に基づき、社員が仕事と家庭生活を両立させることができるよう働きやすい職場環境を整備し、すべての社員がその能力を十分に発揮できるよう行動計画を策定します。
計画期間
2020年4月1日から2025年3月31日まで(5年間)
内容
仕事と子育ての両立支援を行うための取り組み
- 男性社員の積極的な育児参加を促進するため、育児休業制度の周知を図ります
- 妊娠中及び出産後における支援制度の周知による取得促進を図ります
ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた労働条件を整備する
- 週1回のノー残業デーを強化し、所定外労働時間の削減を図ります
- 年次有給休暇取得状況を把握し、計画的な取得促進に努めます
- 在宅勤務やテレワークにより場所にとらわれない働き方を推奨します
女性活躍推進法に基づく行動計画
よつ葉乳業では、女性活躍推進法に基づき「一般事業主行動計画」を公表いたします。
女性活躍推進法に基づく行動計画とは
女性が職業生活において十分能力を発揮し、活躍できる環境を整備するため、計画期間、目標、その目標達成のための対策と実施時期を定め、活躍に関する状況について公表を行うものです。
よつ葉乳業株式会社 行動計画
よつ葉乳業では、働く女性の価値観を尊重し、生き生きと活躍できる職場環境の向上に努め、女性の更なる活躍を支援するための行動計画を策定します。
計画期間
2021年4月1日から2026年3月31日まで(5年間)
内容
女性職員の平均継続勤務年数を増やし、男性職員との差異を5年以内に縮小する
- 2021年度~ 人事制度の見直しを図り、結婚、出産、育児等の事由により女性社員が退職することなく継続就業しやすい環境を整備する
- 2021年度~ 時間単位の年休取得やテレワーク等の推進により、柔軟な働き方を実現する
女性職員に占める係長以上の職員の割合を12%以上にする
- 2021年度~ 管理職を対象に、多様な人材を組織で活かすためのダイバーシティ研修を実施する
- 2022年度~ 女性向け研修を充実させ、能力開発およびキャリア支援の強化を図る
ワークライフバランスの実現に向け、時間外労働の抑制を図る
- 2021年度~ 毎日の定時退社を意識付けることにより更なる時間外労働の抑制を図る
- 2021年度~ 管理職へ時間外労働の管理を周知徹底するとともに、業務の見直しによる効率化を図る
- 2021年度~ 時間単位の年休取得やテレワーク等の推進により、柔軟な働き方を実現する
製造部門を中心として、女性が活躍できる職場を拡大する
- 2021年度~ 男女の配置で偏りがある部署の洗い出しを始める
- 2022年度~ 偏りがある部署について女性を配属する上での課題点を分析する
- 2023年度~ 課題点の分析結果をもとに、環境整備、作業改善等の具体案を作成する
- 2024年度~ 環境整備、作業改善等の具体案を段階的に実施する
女性の活躍に関する情報公表
実績 | 備考 | |
採用した労働者に占める 女性労働者の割合 |
総合職:38.5% | 2022年度採用実績 |
エリア社員:33.5% | ||
男女の平均継続勤務年数 | 男性:16.8年 | 2023年3月末時点 |
女性:10.3年 | ||
女性職員の係長以上に占める割合 | 12.5% | 2023年3月末時点 |
サステナブル調達
よつ葉乳業の製品の容器・包装材料の多くは紙やプラスチックを原料としています。限りある資源を守り、また使用後の廃棄による環境への影響を少しでも小さくするため、私たちは環境配慮資材の使用などのサステナブル調達に取り組んでいます。
牛乳や乳飲料に用いている紙パックには現在、すべて森林認証※紙を使用しています。また、バターのカルトン(紙箱)など、その他製品の紙製包装材料にも、森林認証紙の導入を進めています。
プラスチック製容器についても、バイオマスプラスチックを配合した容器への変更を進めています。400g入りヨーグルトやチーズペーストの容器に採用しているほか、「北海道濃厚ヨーグルト」など個食タイプヨーグルトの容器への導入も予定しています。
※森林認証:適正に管理された認証森林から生産される木材等を生産・流通・加工工程でラベルを付すなどして分別し、表示管理することにより、消費者の選択的な購入を通じて持続的な森林経営を支援する仕組み(林野庁HPより)
認証・マーク | 資材例 | 使用製品例 |
森林認証 | 紙パック、ボトル、外箱 | 牛乳、乳飲料、バター、のむヨーグルト、 カマンベールチーズ |
バイオマスマーク | 製品カップ | ヨーグルト、チーズペースト |
ハラール認証の取り組み
道内4工場およびグループ会社のくみあい乳業で、一部の製造工程で「ハラール認証」を取得しています。ハラールとはイスラム教で「許されたもの」を指し、ハラール認証を受けた食品についてはイスラム教徒が安心して食べることができます。
よつ葉乳業では牛乳・乳飲料やチーズなど一般消費者向けの製品はもちろん、脱脂粉乳等の業務用乳製品についてもハラール認証を取得し、イスラム圏の国々へ輸出しています。これにより、北海道のおいしく高品質な乳製品を多くのイスラム教徒の方々にもお召し上がりいただいています。
製造工程の自動化
よつ葉乳業では牛乳、バター、脱脂粉乳、チーズなど様々な乳製品を製造しています。その製造工程では従来、人の手で重い原材料の袋を運んだり、製品の段ボールを積みつけたりするような、従業員に負担のかかる作業が少なからず存在していました。そのため、男性従業員しかいない製造工程も数多くあったのが実態でした。
この状況を改善するため、製造工程の自動化に積極的に取り組んできました。現在ではバター製造工程の一部など、原料受け入れから製造、出荷までのほぼ全てを機械が自動で行う工程もあります。従業員は機械のオペレーターとしての仕事が主となったことで体力面のハンデが解消され、性別や年齢に関わらず、誰もが安心して働ける職場となってきています。
製品が輸送用パレットに積み付けられていきます。