先輩社員の声

製品の良さをいかに伝えるかが勝負。
最前線で会社を支えています。

山口 太陽(やまぐち たいよう)

出身学部
農学部 水産学科
部署名
北海道支店 業務製品販売課
入社年
2009年4月

部署の紹介

Q.北海道支店業務製品販売課の業務内容について教えてください。

配達時は営業のチャンス! お客様と密にコミュニケーションを取っています。

製菓・製パンメーカーや専門店を対象に、バター、脱脂粉乳、クリーム、チーズなどの業務用製品の営業・販売をしています。東京支店や大阪支店の業務製品販売課とは異なり、北海道支店ではセールスドライバー(SD)が取引先に製品を配達しながら営業活動を行っています。

私を含め3名のSDは、基本的に毎日札幌市内の取引先に製品を配達する傍ら、新製品や仕入れ製品の提案や、新しいお客様と商談を行います。時には当社専属パティシエと一緒に、当社の乳製品の強みを活かした洋菓子やパンといった試食品を用いて提案することもあります。

札幌市以外の取引先にはSDではなく物流業者が製品を配達しています。それと比べてSDの良い点は、配達するたびに取引先と直接コンタクトが取れるところです。以前は札幌市内の取引先にも物流業者が配達していたのですが、お客様と密に関わることで製品認知を高めていこうと、数年前にSDによる配達が始まりました。配達するタイミングで営業を行うので、スケジュール管理や段取り、SD間の情報共有が重要になってきます。

仕事のやりがい

Q.やりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様のニーズを把握し、効果的な見せ方を演出するのが営業の仕事です。

私は入社してから約10年間営業を担当しているのですが、経験を積むことによってお客様に対する提案の幅を広げていけることにやりがいを感じています。

大阪支店で業務用製品の営業に携わっていた時、取引先の問屋さんが開催する年1回の展示会への出展を私が担当していました。最初の年は製品を並べるだけの展示しかできず、来場されたお客様にあまり興味を持っていただけなかったのですが、その後、問屋さんの営業担当者の商談に同行するなどしてお客様が求めているものを探り、2年目、3年目の展示会ではそれを反映させた展示に改善しました。

特に3年目の展示会では、クリームやバターなど、他の会社のブースにも同じような製品が展示されている中で、当社の製品の強みや個性をアピールできるようなデモンストレーションを行ったり、お店や工場でお客様が実際に当社の製品を使われる場合のメリットを説明したりした結果、多くのお客様に当社のブースに足を運んでいただくことができ、展示会を開催した問屋さんからは、「よつ葉さんもとうとうここまでやるようになったか」とお褒めの言葉をいただきました。この経験は仕事をしていく上での糧となっています。

きっかけ

Q.関西で生まれ育ったにも関わらず、当社を選んだのはなぜですか?

新しい環境で成長したい! 入社の決め手は北海道らしさでした。

自然が好きだったので農畜産物に関わる仕事がしたいと考え、食品メーカーを中心に就職活動をしていました。当社のことを知ったのは、大学の就職支援センターにあった卒業生の就職先リストです。関西出身で大学時代も関西で過ごしたのですが、新しい環境に身を置くことで自分を成長させたいと思い、北海道を地盤とする当社に興味を持ちました。

最終的に入社を決めたのは、選考過程において北海道をイメージさせるような誠実でおおらかな会社の雰囲気を感じ、この会社でなら気持ち良く仕事ができるのではないかと思ったからです。実際入社してみてもその印象は変わらず、やりたいことがあれば真摯に受け止めてくれる環境がある会社です。

私の将来

Q.今後取り組みたいことについて教えてください。

営業経験を新製品開発に活かしていきたいです。

長年営業に携わり直接お客様と情報のやり取りをしてきた経験を、新製品の開発などに活かしていけたらと考えています。営業から商品開発グループに働きかけることはできるので、営業から発信して新しいものをつくり上げるような試みをして会社に貢献していきたいです。

当社は素材にこだわった製品づくりをしているため、品質や安全性の高さをお客様から評価していただくことが多いのですが、素材以外にもお客様に提案できる力を備えていく必要があると感じています。今後、機能性などプラスアルファの面においても何かできないか考えていきたいと思っています。

学生へのメッセージ

チャレンジ精神を持っている人材が求められています。

私が大阪で当社の入社試験を受けた時、受験者は10名もいませんでした。残念ながら関西における当社の知名度は、北海道と比べるとまだ低いものです。でもだからこそ、北海道以外の地域でも当社の製品を手に入りやすくすることによって知名度を高め、当社に興味を持ってくださる方を増やしていけるというやりがいも感じることができます。

近年、乳製品を取り巻く環境は大きく変化しており、日本もその例外ではありません。実際に、生乳の生産量が年々減少しているという現実もあります。このような状況の中、限られた乳原料でより付加価値のある製品の開発が求められています。そのため、乳製品だけではなく、乳製品を取り巻く分野に興味を持って接することができ、新しいことにチャレンジする精神を持っている人材が不可欠です。当社でやりたいことがある方は思い切って飛び込んできてください。

キャリアについて

  • 2009年 農学部 水産学科 卒業
  • 2009年 入社 東京支店 乳食品販売課
  • 2014年 大阪支店 業務製品販売課
  • 2018年 北海道支店 業務製品販売課