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健康習慣にプロバイオティクス ビフィズス菌 Bb-12とは?

最近注目されているプロバイオティクス

最近注目されているプロバイオティクス

プロバイオティクスとは、消化管内の細菌叢を改善し、宿主(人など)に有益な作用をもたらす生きた微生物のこと。この微生物パワーを上手に利用し、身体を内側から改善していくことが、健康維持・増進のためになるという考えから生まれました。ビフィズス菌は古くからその有用性が脚光を浴びていたプロバイオティック乳酸菌です。糖を分解して乳酸の他に酢酸を作り出すことが特徴で、この殺菌力の強い酢酸により腸内の悪玉菌を減らすことが知られています。

ところが、この酢酸臭は時にヨーグルトの風味を悪くし、ビフィズス菌自体も酸に弱いことからヨーグルト中の菌数が極端に減ってしまうことが商品化を難しくしていました。

選ばれたビフィズス菌Bb-12

選ばれたビフィズス菌Bb-12

Bb-12は沢山の世界的コレクション菌株の中から選び抜かれたビフィズス菌です。酸に耐える力は一般的なビフィズス菌よりも高い能力を示しています。
このことはヨーグルト中の菌数が保たれるばかりか、生きたまま腸に届くことを証明し、さらには嫌われていた酢酸臭のないクリアーなヨーグルトの風味まで実現したのです。

継続こそ力なり

継続こそ力なり

プロバイオティック乳酸菌の研究で注目されているのが免疫への作用。生活習慣から受けるストレスや疲労が免疫力を低下し、さまざまな病気を引き起こすことが知られたからです。
免疫力を高めることは、人間が本来持つ防御力を引き出し抵抗力を強めます。Bb-12はその高いプロバイオティック性から世界中で免疫機能への効果が研究され、効果が確認されています。これらの効果を持続するには、毎日摂る「健康習慣」とすることが大切です。

腸は健康の源

腸は健康の源

新生児の腸内細菌はなんとビフィズス菌が9割。その後、離乳期から急激に減りやがて1割程度に安定します。ところが、その数も加齢と共に減少し60歳ではなんと1%程に。腸は人間の栄養吸収の大切な場所。悪玉菌の作り出す発ガン物質や毒素まで吸収しては、抵抗力も奪われ、老化やさまざまな病気の引き金になります。
Bb-12は腸管への付着性が高いプロバイオティック性に優れたビフィズス菌。悪玉菌を減らし、腸内細菌のバランスを整える効果は年齢に左右されません。

プロバイオティック性を評価するため、科学的に認められている試験
ビフィズス菌の「胆汁・酸に対する耐酸性試験」と「腸への付着性試験」より

耐酸性試験による生存率

胃や消化管は、内容物の状態で強い酸性となることもあります。一般的なビフィズス菌は、pH4.0より低い酸性下では生存できませんが、Bb-12は強い酸性下(pH2.0)でも生存が認められ、生きて腸まで届く可能性が高いことが示されました。

2種の腸由来細胞への付着性

腸に届いたビフィズス菌は、まず腸内壁に付着しその力を発揮します。一般的なビフィズス菌(写真上)に比べBb-12(写真下)は、小腸・大腸ともに腸管細胞へ付着性が高く、より効果的に働くことが示唆されました。

プロバイオティックビフィズス菌「Bb-12」を摂取した人への効果

年代別にみる付着性

プロバイオティック乳酸菌は生きて腸まで届くことが条件の一つです。
新生児から成人までの糞便を調べると、Bb-12には、どの年代でも同じように生きて腸まで届き、腸管へ付着する能力が高いことが明らかとなりました。

免疫機能への効果

Bb-12を用いたプロバイオティック発酵乳を摂取すると、牛乳を摂取した時よりも免疫機能の指標である食細胞活性が明らかに高くなり(3期)、摂取を止めると摂取前に戻る傾向が見られました。