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相談室だより

★牛乳などの紙パックの取扱について★

2019年6月25日

牛乳類の容器として利用されている紙パックは、丈夫で壊れにくいと思いますか?
それとも、簡単に壊れてしまうことがあると思いますか?

遮光性が高く、軽くて持ち運びがしやすい、リサイクルがしやすい等の利点から、
牛乳類の容器には紙パックが多く使われています。
一見丈夫そうに見える紙パックですが、実は、紙パックは、紙の内側にポリエチレ
ンシートをラミネートしただけの構造になっておりますので、外部からの衝撃を
受けると、ポリエチレンコートが破け、簡単に中身が漏れてしまいます。
次のような取り扱いをすると紙パックが破損し、牛乳が漏れてしまうことがあり
ますので、十分ご注意ください。

1.買い物カゴに入れる時、レジに持って行った時、袋に入れる時、車に積み込む
時などに、他の荷物にぶつけたり、机にドンッと勢いよく置いてしまった。
※日常で繰り返されている何気ない動作でも、紙パックを入れる向きや、他の
荷物との接触によって、紙パックの角がつぶれたり、変形したりして、漏れ
が発生する原因になります。

2.自転車カゴ(バスケット)に入れて帰った。
※自転車のカゴに入れていると、道路のデコボコや揺れ等の衝撃により、
紙パックが破損することがあります。できるだけ衝撃を避けるよう工夫して
お持ち帰りください。

3.紙パック(未開封)を横にして保存したり、横にした紙パックの上に
他のものを積んだりした。
※開け口部分から漏れる原因になります。

4.屋根型容器の屋根の部分を指でひっかけて持ち歩いた。
※屋根型の開け口部分は、開けやすくなるよう他の部分よりも紙と紙との圧着
を弱くしております。未開封の容器の屋根型部分を指でひっかけて持ち運ん
でしまうと、漏れの原因となることがあります。

なお、牛乳が漏れ出しているということは、まだ開けていない牛乳だったとしても、
開封した状態と同じであり、ご飲食はお勧めできません。
紙パック容器のお取り扱いには、十分ご注意ください。

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