若手社員の声

モノづくりで北海道に貢献したい。
思いに応える会社を守り抜く。

森 幹生(もり みきお)

出身学部
法学部
部署名
管理統括部 総務広報グループ
入社年
2016年4月

仕事内容

Q.現在の仕事内容について教えてください。

契約書のチェックや全社会議の運営が主な業務です。

総務広報グループは、株主総会や取締役会などの全社会議や式典等の運営、役員秘書業務、法務業務、広報業務など、本社の総務部門として幅広い業務を担当しています。

私は主に法務関係の業務を担当しており、契約書のチェックをメインに行っています。牛乳・乳製品の売買契約はもちろん、工場の機械設備の購入・修理、他社への製造委託や業務受託など、会社を運営する上でたくさんの契約が発生します。不備のない契約書をまとめることも法務の仕事です。

そのほか、弁護士への相談案件に関する社内窓口、株主総会や取締役会などの全社会議や式典の運営なども担当しています。

きっかけ

Q.入社しようと決めたきっかけは何ですか?

北海道に根ざしたモノづくりの姿勢に共感しました。

私が生まれ育った愛知県はモノづくりが盛んな地域で、製造業を身近に感じていました。そして進学を機に移住した北海道に愛着が湧き、モノづくりに携わる会社で北海道に貢献できる仕事がしたいと思うようになり、北海道の酪農家の会社であり製造メーカーである当社に興味を持ちました。北海道産の生乳・乳原料を使って製造するという、北海道に根ざしたモノづくりの姿勢に共感したことに加え、内定者懇親会で社風が合うと感じたことも決め手になりました。

仕事のやりがい

Q.仕事のやりがいはなんですか?

日々、当社が変わりなく製品を提供できる体制を支えることがやりがいです。

日々トラブルなく、お客様のために、変わりなく製品を提供し続けられる体制を支えることに、やりがいを感じています。

法務=訴訟対応と思われがちですが、製品を安定してお客様にお届けする体制を維持するために、必要な契約や取引をスムーズに進めることが、実は最も重要な業務だと考えています。中でも、会社のBCPを担う「事業リスクマネジメント委員会」の業務では、平時の「予防」と有事の「初動」、事務局としていかにトラブルを起こさないか、トラブルが起こってしまっても、その影響を小さく抑えるかを考えて仕事を進めています。

※BCP:事業継続計画(Business Continuity Plan)
災害などの緊急事態が発生した時に企業の損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画。

失敗談

Q.失敗から学んだことを教えてください。

必要な社内調査を曖昧にしてはいけない。法務担当の自覚が芽生えました。

時には、弁護士の判断を仰がなければならない複雑な案件が発生することもあります。しかし社内調査で経緯を把握するのに手間取ったり、把握しきれないまま相談した結果、当社の要望を的確に伝えきれなかったり、確認に時間がかかってしまったことがありました。

法務相談を要する案件は、ふだん面識のない他部門の管理職に聞き取りをしなければならないケースがほとんどです。キャリアが浅い頃は少々ためらいましたが、「遠慮して聞き取り不足になるより、法務担当として責務を果たすことが大切」と考え、それ以来、どんな案件にも臆せず臨むようにしています。

社会人としての変化

Q.社会人になって変化したことはありますか?

社会の「いま」に敏感でいなければならないという意識が芽生えました。

酪農乳業界とは関係ないように思えるニュースも、意外な形で関わることがあるとわかってきて、ニュース全般に関心を持つようになりました。

たとえばTPPやEPAによって乳製品の関税が撤廃されれば、日持ちする業務用乳製品の輸入拡大が予想されます。当社としては輸入乳製品の国内市場流入により、容易に業務用乳製品のシェア拡大が望めない中で、業容を拡大するため、業務用乳製品の売上を維持しつつ、家庭用乳製品の売上比率を拡大していく必要があります。こうした状況が当社の中期経営計画にも影響を及ぼしていることを実感し、常に社会の「いま」に敏感でいなければならないと感じています。

最近は休日の過ごし方も変わってきました。入社当時は仕事に追われて金曜日になり、週末はぼーっとテレビを観て過ごしていましたが、平日と休日のメリハリがなくなると仕事のモチベーションも下がってしまいます。今はあらかじめ休日の予定を立てて、それに向けて仕事を頑張るサイクルを作ったことで、仕事のパフォーマンスもアップしました。大学時代から続けている草野球やスノーボードを楽しんだり、自宅で映画やドラマを鑑賞したり、休日の楽しみ方がむしろ増えました。

学生へのメッセージ

Q.学生へのメッセージを一言お願いいたします。

酪農家の皆さんを支え、北海道に貢献できる手応えのある会社です。

当社は北海道の酪農家の皆さんが生産する生乳を誠実に処理・加工し、「北海道のおいしさを、まっすぐ。」国内外へ届けることで北海道に貢献している会社です。

2018年の胆振東部地震の際、当社の2工場は自家発電設備のおかげで停電中も工場を稼働させることができました。株主の皆さまが自家発電設備への投資を理解してくださったおかげで、大切な生乳を可能な限り受入処理することができました。よつ葉乳業が存続していくことは、株主である農協関連団体とその先にいる酪農家の皆さんのためでもあり、酪農大国・北海道を支えることでもあります。北海道が好きな人、北海道に貢献したいと考える人と一緒に働ければ嬉しいです。

キャリアについて

  • 2016年 法学部 卒業
  • 2016年 入社 管理統括部 総務広報グループ

1日のスケジュール

7:00
起床、準備
8:30
出社、メール、スケジュール確認
9:00
資料作成
12:00
昼食
13:00
打合せ
14:00
資料作成
17:00
退社
18:00
帰宅、食事
24:00
就寝